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『満面の笑顔』

 1月のある日の午後3時頃、小学生の下校時間。

住宅団地の信号のない横断歩道で一人の高学年と思られる

女子児童が渡るのを待っていました。

 

 車を減速させ、横断歩道の手前で停車。

私に気づいたので手招きで”どうぞ”と渡るのを促したところ

逆に手で”どうぞ、お先に”と促されました。

 

 その時の女子児童の口元は大きく口角を上げ、白い歯がこぼれていて

大きな瞳にやさしさを感じました。

 

 結局、再度促して渡ってもらいましたが、渡り切ったところで

深く一礼をして走り去ってゆきました。

 一瞬にして気持ちが晴々とし、また大人としての立ち振る舞いを

改めて考える良い機会となりました。 感謝です!

 

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