「散り」
皆さま、お世話になっております。工務の鈴木 駿です。
職人さん方から教えていただいた現場で使う用語を紹介させていただきます。
今回、ご紹介する現場用語は「散り(ちり)」についてです。
和室などの壁から柱が少し出ている事や、窓枠が少し出ている小さな段差の事、
ハードカバー本の中身より外側に出ている厚い表紙もそう言うみたいです。
その段差をつける事を「散りをつける」と言います。
私は初めて聞いた時、何かの単位(匹やcm等)かと思い、
出ている幅によって1チリ、2チリというのかと勘違いしてしまいました・・・(笑)
散りが深いとがっちりとした仕上がりになり、逆に浅いとスマートな感じになるみたいなので、
普段の場所でそういった所を探してみるのも面白いかもしれませんね(^^)